2021/9/20 思うこと

Duets

マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。

こちらにおたずねいただき
ありがとうございます。

スティング!
ポリス時代からのファンです。
そんなに熱くファン活動をする情熱は、元々ありませんが、来日してコンサートがあれば、出向きますし、新しいCDが出たと聞けば、購入して愛車で、アトリエで何度も聞きます。
今年の春出たCDは、「Duets」
エリック・クラプトン、メアリー・J・ブライジ、アニー・レノックス、ハービー・ハンコック、そしてフリオ・イグレシアスまで!他にもたくさん、スティングと共に歌い上げ、おひとり一曲づつの18曲というものでした。

レジェンド同士のデュエットは、それぞれに楽しく余裕の共演で、ヘエー!この人が歌うとこんな風になるんだ!ととても楽しめました。

ふと浮かんだフレーズが「相互依存」

自分の仕事に重ねて気づいたことがあります。
それは、この仕事をはじめて数十年たちますが、今よりかなり前は、人がしていないデザイン、私がデザインした服、ということがとても大事で、自分の特別さを証明しなければいけない感じが常にあったなあ、と少し苦い感覚と共に思い出されるのです。
それは少しの苦しさを伴い、常に自分で考え、追い込まれる孤独な感覚でした。

それがいつの頃からか、天からのメッセージをきく、というのか自然に降りてくる感覚になって、「私」の考えが重要なのではなく、私を通してなされるというのか、自然にわかる、という感覚になり、一人で苦しくなることがなくなりました。

すると取引先をはじめ色々な方とのお仕事が楽しく心地よく感じられるようになり、孤独な感覚はすっかりなくなったのです。

スティングの新しいCDを聞きながら、この才能のキャッチボールをそんなことを思いながら聴ける自分、すっかり大人になったな、なんて(充分年は重ねてるんですけどね)思った秋の夕暮れでした。