2021/6/3 思うこと

思い出す瞬間

マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。

こちらにおたずねいただき、
ありがとうございます。

数字が教えてくれることってあると信じています。
たとえば、私事ですが、息子には出来すぎかとおもうお嫁さん、その誕生日が、はるか十数年前に亡くなった父の命日なのです。

私には、志半ばで旅立った父が、可愛がってなくなるまで気がかりだった私の息子に、生前とは違うかたちで導いてくれたに違いなく「応援してるぞ。俺も働いてる、良いお嫁さんと出会わせてやったぞ」とアピールしているように思えてならないのです。

数秘術という数字に意味がある、という学問や、驚くほどあたっている誕生日占いもありますが、そういった側面ではなく、私的には大きな存在に守られているんだ、という証のような. . . .

先日、長年の夢が叶った大事な撮影がありました。多くは秋にならないとオープンに出来ないのですが、その撮影の日、と先方から指定されたのが5月24日。
マ・レルラの27回目のバースデイでした。
聞いて、鳥肌がたちました。
ああ、このお仕事は、自分がやったのではなく、大きな存在のサポートがあってなせたことで自分の名誉とかではなく、人の役に立つ仕事なんだな、と思えました。

この鳥肌がたつ、って瞬間も、深い体験で、背筋が伸び、感謝が沸々とわいてきます。

数字とは直接関係はないのですが、つい先日、ことあるごとにたずねられるリバティプリントとの出会いは、隣町のそれを扱う生地屋さんが店を閉めることになり、何の目的もなく、好きすぎて選べなかったのでそのほとんどを買い占めたところから、と言う話をよくしているのですが、そのお店はもう一店舗、また違う町に本店があるということをそこにご縁が深い作家の方と先日行われた大和屋さんで出会い、教えていただきました。
そして翌日、その生地屋さんの代表者の方が、うちの展示会場に偶然、足を運ばれたのです。
「リバティもこれだけ集まると壮観だね、すごいよ」と私に話しかけてくださり、男性でリバティを知っていて、ただ者ではない出で立ちでいらっしゃる方はそういらっしゃらないので、お話ししたところ、私とリバティを再会させてくれた生地屋さんの代表者とわかり、心底驚きました。

深く感謝をお伝えすることが出来てご縁をいただけた時間でした。

最近とみに、色々な場面で、繋がりが繋がりを呼ぶようで、偶然のような必然を感じ、面白いことだらけ、、、
この世には、きっと百人くらいしかいないんじゃないの?なんて思うほど。

本当に本当にありがたいことです。