2022/6/23 思うこと

ドラム!?(笑)

マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。

こちらにおたずねいただき
ありがとうございます。

百貨店のイベントが続いて、売場で過ごす時間が多い今日この頃です。

リバティプリントがお好きで、それも私の選ぶ、ある意味ディープなリバティの柄、生地使いのファンになっていただき、会いにいらしてくださる方々には、心から感謝いたします。

その他、時間帯により他にお客様がいらっしゃらないときなどは、たまたま通りかかり、「あ、リバティ!」と声をかけてくださり、お話ししてみたら、お話しに引き込まれる、なんてこともままあることで。
興味深いお話しをしてくださるお客様に出会えることも楽しみのひとつです。

今日、お会いした方は、リバティプリントを熱狂的に収集していらして、でも服を作ったら疲れて寝込んだから、とハギレでひたすらリボン状の生地を細かくはいだクッションカバーやら枕やらを莫大な量つくられ、そのコレクション画像を見せてくださいました。
その情熱足るや、ただ者ではないと察するもさらにお話しが進み、海外にコロナ前の5年間で22ヵ国まわられた、とのこと。

フランスで、と現地の友人数人のお宅に訪問されたお写真多数を見せて下さり、フランス語は数十年前からラジオのフランス語講座を聞き覚えられたとか。
それに続く時間帯でイタリア語、中国語、スペイン語、韓国語まで習得されたとうかがい、さすがにお仕事をお尋ねすると、高校の英語教師で、生徒の語学のわからなさを理解するために多言語を学び始め、色々な国の方々と文通をされて親交を深められたとか。

ご家族のご都合で5年早く退職され、前出の海外をあちこちまわられたところでコロナになり行けなくなられ、本当に運良く、やりたいことが出来てよかった、と。

海外からも留学生を受け入れ、そのお子さんが、ドラムスティック二本をもって来日し、言葉が通じないのに各地のライブに参加されて楽しまれているのを見て、現在、ドラムを習われているとそのスティックを見せてくださいました。ご自分も海外にスティックをもってきっと旅先でドラムを叩かれることでしょう。

還暦を過ぎた方です。
すごい方がいらっしゃるものです。
私もラジオ講座、ドラム、やってみたいかも!なんて頭を過りましたから(笑)

今日も楽しい一日でした。