2021/8/26

女子五人大人旅

マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。

こちらまでお訪ねいただき
ありがとうございます。

四年前の7月、友人四人とフランスを旅しました。

その前年、家族ぐるみで親しくしているフランス人の友人が、日本でフランスの方をガイドするしごともされていて、逆にフランスで日本の方をガイドする仕事を加えるつもり、と聞き、じゃ第一号にと夫と二人案内してもらったところ、本当に素晴らしく、それをまず一人目の友人に話したところすぐに行きたい!行こうか!誰誘う?、、
すぐ共通の友人がもうひとり決まりました。

地元の友人が、前々からどこか行こう、といわれていてこれも即決で私をいれて4人。
そこにパリに何度も通っている話の最高に合うもうひとりが加わりはじめの二人を除けば、私は全員親しいけどそれぞれは初めて会う5人が、パリのホテルに現地集合、と言う無謀とも言える旅がスタートしたのでした。

そもそも関空から二人、一人はファーストクラスじゃなきゃいやと言うゴージャスな方、羽田からと成田からの私、合わせようもない五人の旅は、語り草になるような事柄が、はじめから満ち満ちていました。

シャルルドゴール空港に着いてから三泊は、パリを自分達で楽しみ、その後、列車に乗り、アビニヨンの駅で、ガイドをしてくれる彼と待ち合わせ、という段取りでした。

大人な私達は、全員連れだって、とかではなく、美術館にいったり、ショッピングをしたり、エステに行ったり(サロンを経営されている友人もいて)それぞれパリを楽しみ、夕食はみんなでワイワイ美味しい食事を堪能しました。

その数日間のことは、今も語り草になるようなことがたくさんで、笑いすぎて涙が出るほど。

アビニヨンからは、ゴッホの所縁のある南仏のあちらこちら、エーゲ海クルーズ、ワインセラーやら蚤の市、ショッピングとさんざんわがままに案内してもらい、暮らすように旅をして笑い、泣き、また空港へと向かう列車に乗って彼と別れました。

空港で二人は関空へ、一人は羽田へ、もうひとりはスイスへのバカンスに旅立ち、私は一人またパリへ戻り延泊、ルーブルを心行くまで堪能し一人成田へ戻りました。

そんな旅は、そう簡単に出来るものじゃないんだな、とつくづく思います。
考え抜いてのことではなく、いっちゃう?みたいな軽いノリ、これから年を重ねてもそんな旅出来る自分でいたいな、と海外に出られない昨年、今年、を経て特に思う今日この頃です。