2021/3/5 木草花

植物好き

マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。

こちらのブログにお訪ねいただきありがとうございます。

花好きは、かなり小さい頃からでした。
二、三才とおぼしき私が、長靴ばきで小さなバケツを両手に下げ、片方に石、もう片方には葉っぱを入れてすっくと立っている写真があります。

話でよく、葉っぱと石を集めて持って帰ってきた、と母や祖母から聞かされました。

小学校の低学年になると自分では図鑑のつもりの”おはなノート”をつくり、普通の白紙のB5のノートに花や木の絵を描いて百科事典で調べ方を教えてもらい、説明を書くことが楽しく、自慢でした。

中学生からは、華道を始め、草月流のお名前をいただきましたが、型にはまることに抵抗がありすぎる性格ゆえか、仕事の時間も不規則になり、日本のいけばなは、手放しましたが、ことあることがあってもなくてもお花をいけることは大好きでした。

二十代、三十代が怒濤のごとく過ぎ去り、四十代にはいる頃、縁あって出会いともに生きることになった人は、造園家でした。

お寺や病院、結婚式場など、もちろん個人のお宅も景色を考え、庭を造り、管理するということで言い足りている気がしない、その周辺の仕事は、話を聞いているだけですが、とてもひろく多岐にわたります。

そんななかで樹木を育てている植木場の枝や葉、実を見ているうちにむくむくと作りたい衝動が!

毎年リースをどれくらい作るでしょう。100は作るかな。
アトリエの庭や植木場の枝を切り、大量にでる伐採された枝木を使い、、
仕事の合間に、お昼休みに、お休みの日に、クリスマス前には大量に。

植物をさわっていると本当に癒されます。
それらが簡単に手にはいる仕事をしてくれている夫との縁に感謝ですね。

不思議なことがあります。
夫が、私と出会うはるか二十年以上前に作った会社名は”真澄”
私の名前と夫の名前のはじめの漢字を取ったものなのです。

神様のお導きとして、しかと向き合わなければと背筋が伸びます。

昨日は、アトリエ裏の大木の枝をつめる作業をしてくれていました。

スタッフの方々の三時のお茶の休憩中、きられたソロの枝をもってきて玄関前に投げ入れました。
芽吹き、緑のかわいい葉が、大木過ぎて見られなかったのを間近で楽しませてもらえそうです。